パケ死という言葉がネットで時々見ることがあるかもしれません。
結構切ない状況で言われている言葉ですし、字面からも良くないこととはわかります。
特に携帯関係の用語なので、とりあえずパケ死とは何かを書いておきたいと思います。
パケ死とは
「パケ死」という言葉自体は20年前くらいには存在していました。
「パケ」はパケット通信、死は言うまでもない言葉ですが、死んでしまうようなダメージがあるイメージで使われることもあります。
とはいえ、現在のパケ死と昔のパケ死は少々意味が違っています。
昔の場合
昔の場合は「ネットの接続で高額請求が来る」ことです。
パケット通信が1パケットで0.1円のような従量制(使ったら使った分請求が来る)でしたので、ネット通信を使いすぎて10万だの20万だと、時には100万も請求が来ることがありました。
そして、死んでしまうくらいの高額請求が来て、パケット通信による死ということで「パケ死」と言われるようになりました。
最近の国内ではパケット定額制が普及しているのであまりありませんが、海外ローミングでは従量制のところが多いです。体操の内村航平選手が通信料を50万請求されたというのが、昔で言う所のパケ死です。
現在の場合
現在は定額制ですので、昔の意味である高額請求という意味で使うことは通常ありません。
現在は「速度制限がかかってネット通信が使い物にならない」という意味でつかわれています。
今の日本で普及している通信は定額制で、高速容量がなくなれば低速通信になります。その制限は高速容量を追加するか月が変わらないと解除されません。
その低速通信でしかできなくなった状態をパケ死と呼んでいます。Facebook、Instagram、Twitter、LINEなどソーシャル系のソフトでも画像を多く使うユーザーはなるかもしれませんね。
まとめ
ときどきネット上で見る「パケ死」とは、現在では「高速通信パケットを使いきって死んでしまう」ようなニュアンスの言葉になっています。
今は低速でも使えるには使えるので、どうにもならないということは無いと思います。
楽天モバイルでも高速通信容量があるので無関係ではありません。自身に合ったプランをできるだけ選んで「パケ死」が無いようにしましょう。
楽天モバイルの場合、3日間の通信容量制限もきつく感じますので、それも合わせて注意しておきましょう。