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楽天モバイルが「利用者登録」を開始。そもそも利用者登録とは何?

楽天モバイルが「利用者登録」というものの受付を開始という案内を出しました。

楽天モバイルを利用しているのに「利用者登録」とはどういうことかと思う人もいらっしゃるかもしれません。自分も「ん?」と実際なりました。

利用者登録はどういうものかを、ここで簡単にまとめておきたいと思います。

利用者登録とは

利用者登録は、もともと楽天モバイルを利用できる人は契約者本人だけだった所を、「利用者登録」した人も使えるようにするという手続きです。

利用者登録ができるのは、契約者と住所が同じ人となっていて、家族や同居人ということになっています。同じ住所であれば、契約者以外でも利用することができるということですね。

例えば、家族の携帯代金をお父さんのクレジットカード決済するとき、通常ではお父さん名義でしか契約できませんし、本人しか使ってはいけないことになっています。ですが、利用者登録をすれば、お父さんの名義で利用者登録した同居の家族が問題なく楽天モバイルを利用できるようになります。

利用者登録をするには

利用者登録をして他の人が楽天モバイルのSIMを利用する際に、利用者登録の手続きが必要です。

契約者の本人確認書類、利用者登録をする人の本人確認書類が必要になり、その上で契約をすることになります。

MNPを利用する場合、もとのキャリアでの名義を楽天モバイルでの契約者名義にする必要があります。名義変更をしてMNP番号を発行してもらい、楽天モバイルで利用者登録を含めて契約することになります。

2018/03/01現在、ショップでしか利用者登録の手続きができませんので、契約者本人が楽天モバイルショップへ行き、手続きを行います。今後ウェブでも登録できるようになる予定です。

注意点

契約者以外の人が使えるようになる利用者登録においての注意点です。

  • 18歳未満が利用する場合、月額300円(税別)の「iフィルター」オプションが必要になります。これは、有害サイトなどの制限ができるようになるソフトで、簡単に言えば「iフィルター」をインストールした端末を管理するためのものです。使える時間帯、見ることができるサイト、端末の位置の確認などを行って、子どもを危険から守るという目的です。Windows Phoneの「VAIO Phpne Biz」では利用できませんので、18歳未満の人が使う場合は、他の端末契約が必要になります。
  • 支払責任や管理責任は契約者になりますので、利用料金、契約変更などの一切は契約者が行うことになっていて、仮に契約者以外の人が行なったとしても、契約者が行なったとみなされます。ですので、管理はきちんと行う必要があります。

まとめ

契約上、楽天モバイルでは契約者しか利用することが出来ませんでした。ですが、今回は公式に利用者登録をした人も使うことができるようになります。

少々面倒に見えるかもしれませんが、よく見るとそんなに難しいことではありません。必要書類も利用者登録をする人の分も合わせて用意するくらいです。

楽天モバイルを含めて利用するかどうかはそれぞれの家族次第ですが、少しずつ大手キャリアのサービスに近づいていっている感じがしますので、楽天モバイルは更に使いやすい格安SIMとして進化していってほしいと思います。

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