楽天モバイルは、最近言われている「格安SIM」のひとつです。大手の携帯電話会社と契約してそのエリアでサービスを行なっています。
楽天モバイルはNTTdocomoのMVNOですので、NTTdocomoのエリアで利用できます。ですので、格安SIMと言われていても通話品質は気にしないで問題ありません。
スマートフォンを安く利用したい方は、楽天モバイルについて簡単にまとめていますのでチェックしてみてください。
契約種類
通話とインターネット通信ができる「通話SIM」と、通話が出来ないけれどもインターネット通信ができる「データSIM」の2種類があります。
SIMとはスマートフォンに入れるICカードで、電話番号情報、契約情報などが入っています。これが無ければスマートフォンは使えません。
通話SIM
携帯電話として通話して話ができるタイプのSIMです。インターネット通信、ショートメールサービス(SMS)も利用することができます。
通常のスマートフォンと言われるAndroid端末、アップルのiPhoneで使うことが想定されているSIMです。
データSIM
通話することは出来ませんが、インターネット通信をすることができます。さらにショートメールサービスが利用できるSIMとできないSIMがありますので、契約時に選んでおく必要があります。
タブレットなどの通話が必要ない端末で利用することを想定しているSIMになります。
月額料金
月額料金は、基本料金、オプション料金、通話料金、端末割賦代金、ユニバーサルサービス料で決まります。
基本料金
通話SIM、データSIM(SMSあり)、データSIM(SMSなし)の3タイプあり、それぞれデータ高速通信容量ごとのプランが有ります。その組み合わせで月額基本料金が決まっています。
データSIM (SMSなし) |
050データSIM (SMSあり) |
通話SIM | |
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 525円 | 645円 | 1,250円 |
3.1GBプラン | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
5GBプラン | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GBプラン | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 |
20GBプラン | 4,050円 | 4,170円 | 4,750円 |
30GBプラン | 5,450円 | 5,520円 | 6,150円 |
3.1GBなどの数字は、インターネット通信における「高速通信」できる容量です。その容量を超えると低速通信となり、通信スピードはかなり遅くなります。
低速通信自体は容量制限はありませんので、インターネット通信ができなくなることはありませんので安心しましょう。
オプション料金
基本料金の他にも、必要があればオプションサービスも使うことができます。月額料金に追加されるもの、その場1回だけのものとあります。
月額のものは
5分かけ放題オプション | 月額850円 |
端末補償 | 月額500円 |
スマホサポート | 月額500円 |
端末補償・スマホサポートパック | 月額800円 |
楽天メール | 月額0円 |
留守番電話(通話SIMのみ) | 月額300円 |
キャッチホン(通話SIMのみ) | 月額200円 |
転送電話(通話SIMのみ) | 月額0円 |
月額ではないものは
- アドレス帳・写真移行サービス(5000円、11000円)
- 追加容量パック(ベーシックプラン以外:300円/0.1GB)
などがあります。
通話料金
通話料金は基本として30秒20円かかります。楽天モバイルの場合「楽天でんわ」というサービスがあり、基本はこのサービスを使って通話することをお勧めします。
楽天でんわによる通話料金は30秒10円になります。特殊な番号にはお得な料金でかけることは出来ませんが、通常利用の場合は問題ありません。
他にはショートメールサービスの料金もあります。
SMS通信料(受信):0円/通
SMS通信料(国内から国内への送信):3円/通
SMS通信料(国内から海外への送信):50円/通
となっています。
端末代金
端末代金は、端末セットで購入した時に発生します。
一括払いの場合は初回に事務手数料と同時に支払います。
分割払いの場合は、初回から設定された回数分分割されて月額料金とともに支払っていきます。楽天スーパーポイントでの支払いに対応しています。
ユニバーサルサービス料
電話番号ごとに課せられる料金です。どの携帯電話などにも同じく課せられた料金ですので、かならず支払うことになります。
2円~7円くらいです。
最後に
大まかな料金は以上のようになっています。NTTdocomo、au、SoftBankに比べると結構シンプルな料金体系になっていると思います。
トータルで見ると3社よりは金額は安くはなりますが、その3社でなければ得られないサービスもありますので、必要なサービスを見極めた上で、利用する携帯電話会社を選びましょう。