楽天モバイルも格安SIM業者の1社ですので、他社と比べられることもあります。ですので、速度やサービスも良いこと悪いこと含めて色々言われることがかなりあります。
良い点悪い点はそれぞれの会社にありますが、おすすめできるユーザーも確かにいるのですね。
ここで、格安SIMの楽天モバイルを判断する材料として、ネットに流れている評判の傾向を集めてみました。
楽天モバイルの良いところ
他の格安SIM業者と比べてどうなのかという視点の口コミです。
- 取扱ショップが多いので、自分で設定ができなくてもなんとかなる。
- スピードはそこそこ
- 値段もそこそこ
- オプションが充実しているので、結構いいかも
- 楽天市場のポイントが上がるので良い
- 通話は普通にできる
- 楽天スーパーポイントで利用料金が支払えるのは便利
- 端末セールキャンペーンが多いので、安く端末を手に入れられる
取扱ショップが多いので、自分で設定ができなくてもなんとかなる
全国に楽天モバイルショップが増えてきています。ケーズデンキや携帯ショップなどが参入したので、取扱店がかなり多くなり、契約するのも楽になってきました。
公式ショップではなくても利用料金は変わらないので、ユーザーが集中する所ではなく、取扱店を狙うのも良いと思います。
スピードはそこそこ
通信速度は速くなったり遅くなったりの差が結構出てきています。ですが、急に速くなる時もあり、結構ばらつきはあるかもしれません。混み合うような時間帯はさすがにユーザー数が増えてきている以上、スピードが出にくくなってきている感じです。
また、新しい料金プランのスーパーホーダイは、低速通信状態になっても1Mbps出るようになっているので、安心感が増しています。
値段もそこそこ
楽天モバイルの利用料金は、最安値ではないのですが、平均にはなっていると思います。
オプションが充実しているので、結構いいかも
格安SIMでは5分間話し放題のようなオプションをいち早く取り入れる事が多いです。そういうサービスをいち早く取り入れて、ユーザーへの満足度を上げようとする傾向があり、あまり格安SIMがわからない方には比較的向いています。
楽天市場のポイントが上がるので良い
楽天グループだからこそできるのですが、楽天モバイルを契約していると楽天市場で購入した時の還元ポイントが1%プラスされます。
楽天市場のヘビーユーザーであればあるほど楽天モバイルで追加されるポイントが多くなり、さらにお得になっていきます。
通話は普通にできる
通話品質は普通です。特に綺麗というわけでも無く、問題が出るということもありません。特に何もないのがある意味メリットになります。
楽天スーパーポイントで利用料金が支払えるのは便利
楽天モバイルの利用料金は楽天スーパーポイントで支払うことが可能です。使用する毎月のポイント数を決めておけば、毎月そのポイント分を利用料金の一部に充当することができます。
楽天市場で貯めたポイントを楽天モバイルで使うことができるので、これもヘビーユーザーにとっては良いシステムです。
楽天市場でポイントを使うよりは、ポイントボーナスが少ない楽天モバイルの支払いに使う方が、ポイント効率が高くなるので強くおすすめします。
端末セールキャンペーンが多いので、安く端末を手に入れられる
楽天モバイルでは端末+SIMのセット購入で端末代金が安くなるキャンペーンをほぼすべての日で行っています。欲しい端末かどうかは別ですが、それでも端末が安く手に入るので、はじめて格安SIMを使う時には初期投資が少なくなるのでおすすめです。
楽天モバイルの悪いところ
他社に比べての口コミ、サービス全体の口コミです。
- 昼間と夕方のスピードが遅すぎる
- 通話SIMの解約料が高すぎ。契約によってはデータSIMも。
- サービスセンターの電話がとにかく繋がらない
- 楽天モバイル公式ショップの待ち時間長すぎ
3日の高速通信制限が早くて使い物にならない。特に3.1GBプラン。- 通話SIM解約手続きが電話だけなのでつながらない上に面倒
3日間の高速通信制限が全てのプランで撤廃されて、悪いところが一つ減りました。
昼間と夕方のスピードが遅すぎる
お昼ごはん時、仕事が終わるような時間帯など、特定の時間帯は通信速度がかなり遅い場合があります。通信品質が下がるとストレスが掛、手放したくなる人もいるようです。
通話SIMの解約料が高すぎる
通話SIMを解約する場合、1年以内ですと1万円ほどの契約解除料(解約手数料)がかかります。顧客流出の歯止めにはなるのでしょうが、使い始めて不満が噴出した場合はさらに不満を増大させることになります。
他社ではここまで高くない場合が多いので、楽天モバイルでの手数料は少々厳しいと思います。
また、契約によってはデータSIMでも6ヶ月以内の時に契約解除料がかかりますので、データSIMだからといって安心はできません。
サービスセンターの電話がとにかく繋がらない
楽天モバイルのカスタマーセンターにはあまり電話をかけることはあまりないと思いますが、解約などで電話をかけたらオペレーターにつながるまでにかなりの時間を消費します。
数時間かかることもありますので、ある程度は覚悟していく必要はあるかもしれません。
楽天モバイル公式ショップの待ち時間長すぎ
整理券を配って受け付け終了する店舗もあるくらい、楽天モバイル公式ショップの受け付け待ち時間は長いことがあります。4時間待ちも経験したことがありますが、やはり時間の無駄に感じるのは否めません。
3日の高速通信制限が早くて使い物にならない。特に3.1GBプラン。
2017年からは3日間の高速通信容量制限がなくなり、楽天モバイルが使いやすくなりました。楽天モバイルでの大きな欠点と言われていたところがひとつ解消されたので、既存ユーザー含めて安心です。
通話SIMの解約手続きが電話だけなのでつながらない上に面倒
カスタマーセンターに電話をかけることになるので、電話が繋がらないことも多々あります。以前はデータSIMも電話でしか解約できませんでしたが、Webで解約することが可能になりました。あとは通話SIMが店頭での解約ができるようになってほしいところです。
まとめ
昼が特に遅いこととネットのスピードにばらつきがあるなど、モバイル通信速度と3日間通信容量制限が厳しいという意見が多めです。そのうち3日間通信容量制限は無くなったので、ピーク時の通信速度が解消すると使いやすくなります。
それ以外のオプションや値段、楽天スーパーポイントに関しては概ね高評価のようです。
楽天スーパーポイントで支払えるくらいの楽天ヘビーユーザーであれば、お得感はかなり大きいのですが、単にモバイル通信の性能であれば、他の格安SIM業者の方が良い場合もあるようです。
業者選びはトータルのサービスで選んだ方が良いこともありますので、それぞれの必要な条件とその他の条件を吟味して納得できる格安SIM業者を選んでみましょう。