殆どの携帯電話キャリアでは、いろいろな形での通信速度制限を行なっています。
楽天モバイルでも例外ではなく、大量のデータ通信を行うと通信速度制限が行われてしまいます。
どういう条件で通信速度制限が行われるか、見てみましょう。
通信速度制限とは
通常、楽天モバイルでは高速通信ということで最大225Mbpsという通信速度(下り)を謳っています。これは通常の状態で、快適な通信を行うことが出来ます。
しかし、短い期間に大量のデータ通信を行なったりすると、突然200kbpsという低速通信速度になることがあります。
その条件は大きくふたつあります。
高速通信容量を使いきった
楽天モバイルでは、データ通信において4つのプランが有り、ベーシックプラン、3.1GBプラン、5GBプラン、10GBプランの4つになります。
その内、3.1GBプラン、5GBプラン、10GBプランには高速通信容量があり、ひと月の間に高速通信容量を使い切ると低速通信になり、原則として月が変わるまでは低速通信のままです。
容量は3.1GBプランは3.1GBと、プランそのものの容量になり、ベーシックプランは高速通信容量が無く、低速通信での契約になっています。
容量を使いきっている状態で再び高速通信をするには、追加で高速通信の代金を支払わなければなりません。100MBごとに300円と結構高額になりますので、翌月以降はプランを大きい物にするほうが得策ですね。
3日間あたりの通信量制限に引っかかった(現在はこの制限は撤廃)
直近の3日間での通信容量にも制限がかかっていて、それを超えると低速通信になります。
3.1GBプランですと、3日間の高速通信容量が540MBを超えると低速通信になります。
同様に、5GBプランですと1GB、10GBプランですと1.7GBの制限があります。
この制限をクリアにするには日数を進めてそれぞれの制限容量を下回る必要があります。追加の高速通信容量を購入してもダメですので、注意する必要があります。
高速通信制限をどう回避するか
高速通信容量の制限を超える使い方はいくつかあります。
- Youtubeなどの動画をよく見る。
- 画像や音楽をよくダウンロードする。
- オンラインゲームをかなりヘビーに行う。
- 写真を撮りまくって、自動でDropboxにアップロードしている。
などでしょうか。特に写真を自動アップロードしていると、気づかないうちに制限にかかる場合がありますので注意しましょう。
これらを根本的に防ぐ方法は、それらをやらない以外にはありません。
ですので、出来る限り無線LANを有効活用して、モバイル通信を行う状態を減らすようにするという、結構地味な方法を取らざるをえません。
これは大手3キャリアでも同じですので、ある程度工夫をしてスマートフォンを使っていく必要があります。
できるだけ自分に適したプランを選んで、ストレスが少ない利用をしていきましょう。