楽天モバイルを利用する場合、普通に新規で契約する場合とMNPで転入する方法があります。
どちらも新規契約には違いはありませんが、MNPの場合少し手続きが違うことがあるので、そこを書いておきます。
楽天モバイルへMNP転入する方法
大きく分けて2つのステップが有ります
- MNP予約番号を入手する(今使っている携帯電話会社での手続き)
- MNP予約番号を使ってMNP転入する(楽天モバイルでの手続き)
です
MNP予約番号を入手する
MNP予約番号を入手しなければ同じ電話番号を引き続き使うことができません。
そのための手続きが各社ありますので、各会社の手続きを参照しましょう。
電話 | Web | 店頭 | |
---|---|---|---|
docomo | ドコモ端末から:151
0120-800-000 |
My docomoより「各種お申し込み・お手続き」 | ドコモショップ |
au | 0077-75470 | Ezwebトップより「auお客さまサポート」「申し込む/変更する」 | auショップ |
Softbank
Disney mobile |
0800-100-5533 | 「My SoftBank」「各種変更手続き」 | ソフトバンクショップ |
Y!mobile |
旧EMOBILEスマートフォン(Nexus 5、ARROWS Sを除く)
|
pc:My Y!mobile |
ワイモバイルショップ |
mineo | -- | mineoマイページより | - |
IIJmio | - | 会員ページより | - |
-
MNP予約番号を使ってMNP転入する
MNP予約番号を入手したら、楽天モバイルの契約をすることになります。
大きくわけて2通りあります。
- 楽天モバイルショップ店頭で契約する
- Webで契約する
になります。
店頭で契約する
楽天モバイルショップで契約します。MNP予約番号を追加で教えるくらいであとは特にやることは新規契約と変わりません。
店頭で動作確認をした時点で前の携帯電話会社との契約が終了して、新たに契約した楽天モバイルの契約にそって利用することになります。
Webで契約する
楽天モバイルのサイトから通話SIMの申込を行います。お客様情報を入力するページでMNPするかどうかを選べますので、忘れずに。
MNP転入の場合は、「いまお使いの電話番号を引き継ぐ(MNP)」を選びます。これを選ぶと「MNP対象電話番号」「MNP予約番号」「MNP予約番号の有効期限」を入力する欄がでますので、間違えないように入力します。有効期限が10日以上残っていないと新たにMNP予約番号を入手しなければなりませんので、MNP予約番号を入手したらすぐに契約したほうが良いです。
さらに「楽天モバイル開通受付センターに電話して開通する」のチェック欄が有ります。
これは、新しくできた方法で出来るだけ通話できない時間を減らす手段として楽天モバイルが用意したものになります。
通常の場合(楽天モバイル開通受付センターに電話して開通するにチェックをしない)、申し込んだあと、通話SIM(端末同時購入の場合含む)が到着するまで2~3日前はもとのスマートフォンでも通話やモバイル通信が使えません。これは、楽天モバイル側でMNP処理をして発送して届くまでにライムラグがあるからです。この使えない期間は、楽天モバイルでMNP処理が終わるともとの携帯電話会社の契約が切れて使えなくなり、その時点から楽天モバイルの通話SIMが手元に届いて設定も終えて使えるようになる、までです。
このタイムラグを無くすのが、通話SIMが到着後に楽天モバイル開通受付センターに電話して開通させる方法です。
通話SIMが到着後、MNP電話番号から楽天モバイル開通受付センターに電話します。受付完了したらその完了時刻から次の「9:00~21:00の間」に切り替えが行われます。
つまり、8:59までに楽天モバイル側で受付処理が完了できれば当日9:00~21:00、9:00以降であれば翌日9:00~21:00に切り替えが行われるということですね。
受付完了後は、使用端末が別であれば前もって楽天モバイル利用端末の準備(SIMの挿入、必要があればAPN設定など)を終えて使えるようになるのを待ちます。
同じ端末で使う場合は、電話が使えなくなったら楽天モバイルの通話SIMに入れ替えて初期設定を行う、もしくは前もって楽天モバイルの通話SIMに入れ替えて初期設定をある程度済ませておくかになります。
まとめ
MNPでの転入転出は多少手間がかかるものの、そんなに難しいものではありません。
基本は「MNP予約番号を追加で伝える」だけです。Web契約で使えない期間を減らす場合に「自分で開通手続きを行う(楽天モバイルに開通してくださいという連絡をする)」ことが増えるだけです。
電話番号が変わった場合のあちこちへの変更の連絡をするよりはよっぽど楽なことだと思います。
自分の持っている電話番号をほかの携帯電話会社でも使えるようにするというモバイルナンバーポータビリティ(MNP)制度は良く出来たものだと思います。