楽天モバイルがデータシェアの受付を開始しました。
最大5人でグループを作ることができ、余って繰り越された高速通信分をグループメンバーで共有することができます。
楽天モバイルユーザーであれば誰でもグループに登録できるので、家族だけではなく友だちやただの知り合いでも分け合えることが可能です。楽天モバイルの電話番号を登録することになるのでお手軽にできますよ。
データシェアについて
データシェアは5人までのグループに「繰り越した高速通信容量」を共有して使うことができるサービスです。
- オーナー:2GB繰越
- メンバー1:500MB繰越
- メンバー2:繰越なし
- メンバー3:繰越なし
- メンバー4:1GB繰越
であれば、繰り越された容量は、2GB+500MB(0.5GB)+1GB=3.5GBです。これは翌月にメンバー全員で共有で使い、繰り越された3.5GBがが無くなったらそれぞれのプランの容量を消費する形になります。
データシェアの月額利用料は100円ですが、2017/07まではキャンペーンで無料になっています。
グループを作る場合、事前にグループに招待する相手の電話番号を控えておく必要があります。
利用方法
グループにはオーナーとメンバーがあり、まずはオーナーとなるユーザーがオプションの申し込みをします。
- メンバーズステーションにログイン
- データシェアの「お申し込みへ」へ
- データシェアの注意点を確認後、招待するメンバーの電話番号を入力し、
「招待メンバーがグループ参加の承認をする際、お客様(オーナー)にその他メンバーの情報を聞かれる場合があります。それぞれの招待メンバーのお名前・電話番号を招待メンバーに開示することについて、事前に許諾を取りました。」「 お客様(オーナー)のお名前・電話番号が、招待メンバーに開示されることを承諾します。 」
「 ご契約内容の確認及び注意事項を確認し、メンバーの招待することに承諾します。」
をそれぞれチェックして申し込みます。 - 招待されたメンバーに連絡が行くので、招待された情報をもとにメンバーズステーションにログインしてデータシェアオプションから承認するか決めます。招待してくれた人の名前と電話番号を確認した上で承認をしましょう。
- そのメンバーがグループ加入に承認したらメンバーとして追加されます。
招待をして、翌月1日2:00に「2人以上」のグループになっていた場合、その月からデータシェアが開始されます。
注意点
- 招待をした人がグループのオーナーになり、招待を受け取った人がメンバーです。
- 招待された人が72時間以内に承認をしなかったとき、招待を辞退した場合はグループ加入されません。
- グループはひとつだけに入れますので、データシェアのグループに入っている人は招待を受けることができません。
- オーナーが解散、オーナー以外全て脱退した場合、グループが解散されます。
- グループ解散をした場合、その時に分け合ってるデータ容量はオーナーに引き継がれます。
- グループ脱退、回線解約の反映は翌日になります。
- データシェアが行われている場合、グループに入っていればたとえシェアする容量が無くても利用料はかかります。前月で容量を使い切って繰越がない場合でもデータシェア利用料はかかります。
- データSIMでもデータシェアはできます。通話SIMと同じくデータSIMの電話番号(070、080、090のいずれか)を登録することになります。
データシェアの容量の確認
楽天モバイルではお馴染みのSIMアプリで確認します。
楽天モバイルSIMアプリの容量を確認して、データシェアの容量や契約分の容量を見ましょう。
データシェアでおさえておくポイント
- 最初に招待を行った人がオーナーになり、招待を受け取って加入した人がメンバーで、招待の承認はメンバーズステーションで行います。
- 招待された、招待した翌月からグループが構成されデータシェアが始まります(例:2月招待、3月以降データシェア)。
- 脱退した月に他のグループに登録可能で、翌月からデータシェアが始まります(例:2月招待、3月データシェア&脱退&招待、4月データシェア)。
- メンバーが繰り越した容量はオーナーのものになると思っておきましょう。グループ脱退、解散すると残った繰越容量はオーナーのものになります。ですので、オーナーが大容量のプランで、メンバーが繰り越さないくらいのプランが一番平和になります。
まとめ
楽天モバイルの番号であればデータシェアのグループを作ることができるので、うまく使えば利用料金の節約もできるかもしれません。
オーナーが大容量、メンバーがベーシックプランという構成も可能ですので、オーナーが容量を使い切れない場合はその分メンバーが使ってより有効的に利用できます。たとえば、3.1GBでは少なく5GBでは多いなど、1人では無駄にしている容量が出ている状況だとしても、他の知り合いにデータを分ければ容量が無駄にはなりません。
それぞれの通信の使い方を考えた上で、グループを作ってシェアをするのがおすすめです。