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お手軽にスマホを選べる?楽天モバイルが「コミコミプラン」を提供開始

楽天モバイルがセット販売のコミコミプランを2016/07/01に開始しました。

これは、「5分間かけ放題オプション」「端末代金」「通信料」をセットにしたもので、プランがよくわからない方や初心者の方には選びやすいセットということになるでしょうか。

結構単純に見えますし、普通に使う分には特に問題はないのですが、解約や契約変更などが少々ややこしくて注意が必要な感じがありますので、少しまとめてみました。

コミコミプランの概要

コミコミプランは大きく3つのプランがあります。

コミコミプランS

費用がお手軽で、初めて使う方に向いたプランです。

ネットの高速通信容量は2GB。セット端末は「ZTE BLADE E01」で、高性能ではないですが値段が抑えられているエントリーモデルです。

コミコミプランM

コミコミプランの中ではバランスが良いプランになっています。

ネットの高速通信容量は2GB。セット端末は「HUAWEI P9 lite」で、そこそこの性能がある端末になっていますので、普通に使う分には問題は無いでしょう。

コミコミプランL

コミコミプランの中では一番高いプランになっています。

ネットの高速通信容量は4GB。セット端末は「arrows M03」で、ワンセグ、おサイフケータイ、防水機能などの機能が備わっていて、国産スマートフォンらしいものになっています。。スマートフォン自体の性能は中位のモデルです。

コミコミプランの価格

それぞれ価格が細かくなっています。毎月の支払額は一年目が安く、二年目が通常に戻り、三年目以降が端末代金を支払い終わった価格になっています。

最初に端末代金全部を支払うこともできますし、楽天スーパーポイントで端末代金の一部(全部も可)を支払うことができます。その場合、一年目と二年目の毎月支払額が変わってきます。

(税抜) コミコミプランS コミコミプランM コミコミプランL
セット端末 ZTE BLADE E01 HUAWEI P9 lite arrows M03
月額価格
端末代金込み
1年目:1,880円
2年目:2,980円
3年目:2,446円
1年目:2,480円
2年目:3,480円
3年目:2,230円
1年目:2,980円
2年目:3,980円
3年目:2,613円
月額価格
端末代金無し
1年目:1,346円
2年目:2,480円
1年目:1,230円
2年目:2,230円
1年目:1,613円
2年目:2,613円

1年目と2年目、割賦で端末を購入した場合は3年目以降の金額がそれぞれ違います。どれがお得かも考えて利用する必要があります。

下段は端末を一括購入した場合の利用料金になります。

なお、それぞれの端末価格は多少のずれが発生する場合がありますが、

  • コミコミプランS(ZTE BLADE E01)12,800円
  • コミコミプランM(HUAWEI P9 lite)29,977円
  • コミコミプランL(arrows M03)32,800円

となっています。参考にしてみてください。

注意点

特殊なプランですので、注意点は結構あります。普通に使う分には問題ありませんが、細かい所で戸惑うことがあるかもしれません。

店頭申込ができない

2016/07/01現在、コミコミプランの申し込みはネット限定になっています。楽天モバイル公式サイトから申し込みページに行って申し込む必要があります。

違約金がかかる

最低利用期間が24ヶ月になっています。この間に解約すると12,000円の違約金が発生しますので注意しましょう。5分間話し放題オプションを解約しても違約金が発生しますので、特に注意が必要です。

8月に開通した場合、2年後の8月から違約金がかからなくなります。

別途料金もある

コミコミプランの金額以外にも料金が発生するものがあります。

通常の通話料、5分を超えた楽天でんわ通話料金、その他のオプション、ユニバーサルサービス料、事務手数料

ここも踏まえて料金を考える必要があります。

容量変更は増量方向のみ

コミコミプランから通常のプランに変更することができますが、条件があります。

最低利用期間内(24ヶ月)の場合、2GBのコミコミプランは3.1GB以上のプラン、4GBのコミコミプランLは5GB以上のプランにしか変更できません。

24ヶ月を超えたのであれば、どのプランにも変更することが可能になりますが、結構面倒な縛りになります。

変更後の料金請求は、通常のプランと同様の計算方法になります。

1ヶ月無料サービスがない

通常のプランですと、開通した月は基本料金がかかりません。このコミコミプランはその特典がありませんので、最初の利用料金も普通に請求されます。

セットでも請求がややこしい

通常は、楽天でんわ系は楽天コミュニケーションズから請求がきて、通話料や基本料や他のオプション料金などは楽天モバイルから請求がきます。

コミコミプランでもそこは変わらず、楽天でんわ関連は楽天コミュニケーションズから請求され、その他は楽天モバイルから請求がきますので、一目でわかるような会計にはならないのですね。

3日の通信速度制限は健在

楽天モバイルは3日間での使用状況による通信速度制限があります。コミコミプランの場合、2GBのプラン(SとM)は400MB、4GBのプラン(L)は800MBになっていて、3日間の使用状況がこれ以上になると翌日は高速通信が使えなくなり、200kbpsというかなり遅いスピードになります。

通信速度制限は楽天モバイルの大きな弱点ですので、利用する際は注意する必要はあります。

最後に

全体を見ると、毎月の利用料が安価で楽天モバイルを使うことができる感じがします。特にコミコミプランMは3年目以降がコミコミプランの中では一番安いので、一番無難に利用できるものになるでしょうか。

コミコミプランは2GBと4GBなので、通常のプランとははっきりと比較はできませんが、利用するであろう状況を考えて、ご自身にあったプランであれば利用してみるのも良いかもしれません。

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