楽天モバイルでは、端末とSIMを同時契約する時、コミコミプランと「端末+SIM」の同時契約があります。
どちらを選ぶかは、対応している端末や高速通信容量などの兼ね合いもありますが、総じてコミコミプランの料金が安くなると言われています。
もちろん、安いけれどもデメリットもありますので、どちらが良いかはどのメリットを優先するかによります。
今回はエントリーモデルのZenFone Goでのコミコミプランとスプリングキャンペーンを比べてみてどちらがより良いかを考えて見たいと思います。
コミコミプランとスプリングキャンペーンを比べる
端末はZenFone Goで契約した場合のざっくりとした計算です。オプションなどは2つの条件に合わせられるものは合わせておきます。
ZenFone Goですと、「コミコミプランS」「スプリングキャンペーン(3.1GBプラン5分話し放題付き)」を比べます。
コミコミプランS | スプリングキャンペーン | |
---|---|---|
1年目 | 1,880円 | 1,600円+850円+125円=2,575円 |
2年目 | 2,980円 | 1,600円+850円+125円=2,575円 |
2年支払い額 | 46,320円 | 60,200円(初月基本料無料) |
3年目以降 | 2,446円 | 1,600円+850円=2,450円 |
となり、コミコミプランSの方が安くなるということになります。高速通信容量の違いもありますので正確には比べられませんが、それでも1万以上安くなるのはコミコミプランSは結構お得なのかもしれません。
3.1GBプランではなくベーシックプランだとしても5,000円は安くなりますので、料金に関して言えばコミコミプランのほうがお得といえますね。
2年経過して3年目になれば、高速通信容量が3.1GBプランのほうが相対的に安くなりそうですので、プラン変更してもよいと思います。
コミコミプランのメリットとデメリット
コミコミプランでのメリットは、上で書いた料金が安いこと。あとは基本的には無いと思います。
デメリットは、コミコミプランの場合は大きく2つあります。
- 5分話し放題オプション、楽天モバイル契約の2年縛り
- プランを自由に決められない
になります。
2年縛り
コミコミプランにおける5分話し放題オプション、楽天モバイル契約のひとつ以上の解約が2年以内にあると、契約解除料(違約金)が12,000円かかります。
通常のプランよりも支払額が全体的に安い分、違約金も高く設定しているのですね。通話SIMでは通常1年の縛りが2年になり、9,800円の違約金も12,000円に値上がりしているのが、通常契約と比べてのデメリットになります。
逆に言えば、2年の間はコミコミプランの条件で利用できるのであれば、通常のプランよりも安くできるのでかなりお得と言えます。
プランを自由に決められない
通常契約では使う高速通信容量によってプランを月ごとに自由に変えることができます。コミコミプランの場合は、SとMの場合は3.1GB~10GBプラン、LとLLの場合は5GB~10GBプランという制限があります。2年経過すればプランの制限はなくなりますので、2年をどのように経過させるかを考えておきましょう。
基本は、コミコミプランの容量をやりくりすることになります。
まとめ:コミコミプランは契約を2年続けるのであればおすすめ
楽天モバイルのコミコミプランは、端末と5分話し放題オプションなどの一定条件の契約セットです。
その指定された条件で大丈夫であれば、通常のプランはセールキャンペーンのものよりも安くなることが多いです。
同じ端末であるのなら、トータルの支払いは少ないほうが良いに決まっています。自分が欲しい端末があれば、コミコミプランなどの2年間総支払額とキャンペーンセールを使った場合の2年間総支払額を比べてみて、より良い条件のほうを選びましょう。