個人ユーザーだけではなく法人ユーザーの取り込みは、表にはあまりでていないものの通信会社の常ともいえる戦略になります。
楽天モバイルも法人契約は当たり前のように受け付けているのですが、ネットからの申込みが始まったということで、公式サイトに載っていました。
法人契約限定の通話定額プランというものがあったので気になりました。
法人契約限定通話定額プラン
法人契約では通話定額プランがあるようです。ですが、完全定額ではなく、定額通話時間が決まっているものになっています。
通話定額プラン名 | 定額分(※3) |
---|---|
プラン600(600円) | 60分(1分10円) |
プラン1200(1200円) | 133分(1分約9円) |
プラン1800(1800円) | 216分(1分約8.3円) |
通話定額の定額分を超えると、1分30円の通話料になります。さらに同じ法人で同じ通話定額プランであれば、定額の通話分は分け合って使えるという、かなり面白いシステムです。ちょっとしか使わない人、外回りで結構使う人がつかう回線も同じ契約でできるようになるので、あまり気にしなくても良いことになります。
定額内で収まれば、通話料は大分削減できる、と言いたいですが、完全通話定額のサービスと比べてどちらが安くなるかという会社での話し合いが必要になりますね。
通話定額プランの使用方法
法人でも専用アプリを使うのが基本になりそうです。プレフィックス型のサービスですので、電話番号の前に追加の番号を入れて電話する形になります。0037ダイヤラーを使うとプレフィックスは自動で付けられるので、使い勝手はよいと思います。
0037ダイヤラーを使わない場合、電話番号の前にプレフィックス「003766」を付けて電話します。楽天でんわのプレフィックスとは番号が違いますので、決して間違えないようにしましょう。
楽天モバイル法人契約ウェブからの申し込み
申し込むことは出来ても、契約まではできません。どのくらいの回線数(一度に10回線まで)、MNP有り無しなどを入力することになり、その情報によって見積もりなどを楽天モバイルが作っていくことになります。
個人の契約とは違って、完全Webで手続きにはなりませんが、時間を問わずに申し込むことができるので、選択しが増えた分楽かもしれませんね。
見積もりを見てから契約になりますので、ネットで会社の回線の契約をするにしても、申込みだけは出来ますが確認事項や書類のやり取りなどがありますので、担当になって楽天モバイルで契約することになったとしても、深くは気にせずにしておいて大丈夫です。
まとめ:ある程度の過去の携帯電話利用実績を把握して検討
楽天モバイルでの法人契約は、お得かどうかと言われると、会社それぞれですのでよくわかりません。
通話料金がかたくさんかかるような職場でしたら、3大キャリアのように固定通話料金のほうが安くなるかもしれません。楽天モバイルの法人契約も、ひとつの格安SIM業者のひとつのプランですので、他の会社のものもしっかりとチェックしておきましょう。